2024 06.27
さんらいふのこだわり
奈良県明日香村の卵
さん・らいふでは、自然に寄り添い「安全」を重視したものを使用した食品を大事にしています。
今回は、「食べることは、いのちをつなぐこと」を基本理念とし、安全性の高い確かなものを提供・生産している”のらのわ耕舎”中村さんの卵のご紹介です。
化学農薬・化学肥料を使用しない有畜複合農業
“のらのわ耕舎は、奈良県にある明日香村で平飼いによる採卵鶏を中心に、化学農薬・化学肥料を使用しない米や野菜を作り組み合わせた有畜複合農業を営んでいます。
生き物を飼育することは、24時間休む暇がないほど神経を使います。
鶏にとってストレスは、寿命に直接的な影響を与えるため鶏の健康には最大の注意を払います。
ストレスの原因は、狭いスペースでの過密飼育・極端な温度変化など多岐にわたります。
しかし、のらのわ耕舎では平飼いにすることで鶏たちが自由に動き回れます。
これにより、砂浴びや止まり木で羽を休めたり、鶏の習性に近い生活を送ることができるため、ストレスフリーの状態を保つことが出来ます。
見た目による栄養価の比例
中村さんの卵の特徴は、何と言っても黄身の色です。
黄身の色の濃淡は、鶏に与えるエサの種類や割合によって決まります。
近年では、色味の濃い卵の方が「美味しそう・栄養価が高そう」といった視覚的効果があるようですが、実際は見た目だけの違いでそれ以外に差はありません。
一般的な鶏のエサは、とうもろこしを主体にパプリカやマリーゴールドなどを多く配合することで人為的に黄身が濃いオレンジ色になります。
食とその先へ
中村さんの卵は、ご自身で選りすぐった材料を仕入れ、配合しオリジナルの飼料を作られています。くず米、季節の刈葉、小麦、明日香の腐葉土など、どれも国産の安全なものばかりです。そんな中村さんの卵をさんらいふでは、お野菜のセット、単品での販売も行っております。
明日香村の自然の中、のびのびと走り回っている元気な鶏が産んだ新鮮でいのち溢れるたまごを是非、ご賞味ください。