すりおろしりんごジュース

全国的にも珍しい循環型有畜複合農業を実践

信州の南部、アルプスの山々に囲まれ、天竜川を眺める伊那谷にあるくだものの里、 松川町にさんさんファームはあります。
全国的に見られる遊休農地の増加や宅地化による農地の減少は、日本の食糧自給率向上を妨げる決定的要因であり、 土地の無秩序な開発は生産の妨げにつながるだけでなく、景観面においても大きなマイナスとなっています。
ここ松川町も例外ではなく、4軒の農家が「何とかしなければ」という想いで、さんさんファームを立ち上げました。
そして黒豚を飼い、その豚糞からなる堆肥で果樹を育て、落下した果物が豚の餌となる、循環型有畜複合農業を始めました。 当初は近隣の理解も得られにくく、口では説明できない苦労があったそうです。 しかし、さんさんファームは将来の子供たちを想い、食べる人の健康を考え、試行錯誤を重ねました。
除草剤は一切使用せず、果樹栽培では非常に困難な農薬の大幅削減を実現し、 豚糞と木片チップやもみ殻を使った自家製の堆肥を使用し果物を育てあげました。

しぼったままを味わえるりんごジュース

さんさんファームが育てた果物を100％使用し、果肉成分を多く残したすりおろしタイプのりんごジュース。
あっさりした中にもコクがあります。酸化防止剤（ビタミンC）などを使わない無添加100％ジュースです。