世界的に希少な果実酒 福岡正信自然農園×自然派ワイン醸造家 大岡弘武

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

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名称
甘夏ナチュレル 2023.5
その他
※アルコール度数:5.5%

※酸化防止剤無添加(SO2フリー)につき、14度以下での保存をお願いします。

※フィルターをかけていないため澱が含まれる場合がありますが、健康上の問題はありませんのでご安心ください。
  • こちらの商品は20歳未満のお客様にはご購入いただけません。
  • こちらの商品はクール便でお届けします。
  • ※酵母が生きているため瓶の中で発酵がすすみ微発泡になる可能性があります。
  • ※妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

世界的に希少な自然発酵の果実酒

私たちには、とても大切にしているキーワードがあります。
それは、「持続的な農家さんへの支援」「自然環境に配慮した取り組み」そして「ヒトに優しい商品創り」。
それらを大切にすることが豊かな社会を築くことだと考えているからです。

今回そんな私たちは、自然農法で有名な福岡正信自然農園(愛媛県)の柑橘を自然派ワイン醸造で世界的に著名な大岡弘武氏に依頼して、希少な柑橘の果実酒を醸造してもらいました。柑橘農家を取り巻く環境は、とても厳しいものがあります。それは、近年の異常気象・高齢化・跡継ぎなど。また、消費動向の変化による柑橘離れも顕著です。そんな状況を打破するため、”賞味期限に左右されず、付加価値がある商品創りを”と考えたのがすべてのスタートでした。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

自然農法と自然派ワイン

「わら一本の革命」の著書・自然農法で真理を説いた初代園主である福岡正信が拓いた福岡正信自然農園。
現在は3代目の福岡大樹が園主として日々、自然と向き合いより多くの方々が「自然農法」に近づきそれを生業に出来るよう、自らの「自然農法」「無の哲学」を模索しています。

柑橘王国である愛媛県の穏やかな瀬戸内の気候風土の中、化学農薬・化学肥料を一切使わない自然農法で育った甘夏を使用しました。
その名前から初夏のイメージが強い甘夏ですが、冬のシーズンに収穫が始まります。甘夏は夏みかんの一種で、大分県の果樹園で変種が起こった一本の木が元となっています。夏みかんと比べると酸味が少なく、より甘いみかんの品種です。夏みかんよりも数ヶ月早い時期から食べることができるのも大きな特徴です。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

柑橘を用いた自然派果実酒への挑戦

ワインの本場フランスでも高い評価を受け、世界の一流レストランも認めた自然派ワイン醸造の第一人者である醸造家の大岡弘武氏。いまでこそ自然派ワインは、人気商品として世界的認知は高くなりつつありますが、大岡氏がフランス・ローヌで取り組み始めた当初はそうではありませんでした。
ただその当時からシンプルかつ本質を説いた福岡正信自然農園の哲学に強いシンパシーを抱いていた彼は、葡萄以外で初めて同園の柑橘を用いた自然派果実酒に挑戦しました。

自然の恵みと醸造家の共鳴

福岡正信自然農園が大切にする自然農法やその考え方は、”余計な手を加えない”を基本にしています。
そのようにすることで、本質的で重要な要素が残ることを意味しています。剪定や除草作業なども含めて、樹々が生長する上で最低限の所作だけで”寄り添う”ことを同園では、「引き算の農法」と呼んでいます。シンプルかつ本質的な農法は、世界各国で広く評価されています。
農家だけでなく、アーティスト、哲学者、醸造家、料理人、学術研究者など枚挙に暇がありません。

醸造家である大岡氏は、言います。「私は、何もしていません。自然の力である酵母の活動を見守っているだけです。」
そのように謙遜しながらも彼の慧眼(けいがん)・観察力・知見は、この果実酒に強い影響を与えています。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

私たちの自然派果実酒と品質保持剤

ワインは一般的に、輸送や保管中の品質劣化を防止するために品質保持剤として”亜硫酸”が使用されています。
使用時には、裏ラベルに必ず記載されています。その添加する量は、醸造所や醸造家の考え方も強く反映するため、さまざま。
もちろん、町から町へ、国から国へと流通の多角化にともない、品質を維持するための工夫はとても大切です。そのため私たちは、亜硫酸の有る無しで、醸造家が強い思いを込めたワインを否定するつもりは毛頭ありません。
ただ、限りなく手を加えないシンプルと柑橘本来の良さを残しつつ飲みやすさを追求した結果、亜硫酸を添加しない選択しか残りませんでした。ちなみに、ワインの発祥の地とされるジョージアで8000年前に初めてワインが誕生した当時、亜硫酸は使用されていませんでした。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

苦味と酸味の一体感を味わう。

果実酒といえば、一般的に砂糖や香り、アルコールを人工的に加えるものがほとんどですが、甘夏ナチュレルは一切の添加物を加えておらず、アルコール度も5.5%と低め。
冷やして口にふくめば、サラッと喉越しは良いのに、酸味が口に広がり、ビールのような苦味がほのかに残る味わいです。
柑橘特有の苦味が特徴で濃い目のソースを使った肉料理とも相性が良い逸品です。
そのほかスパークリングワインやジン、日本酒などと割ってカクテルにするとまた違った印象をお愉しみいただけます。
シーンや気分に合わせて味わい方を変えられるのも、柑橘を使った果実酒だからこそ。
おもてなしのお料理、おつまみに添えて、大人の時間をお過ごしください。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

「自然派ワイン」とは?

「自然派ワイン」に明確な定義は存在しませんが、一般的には次のような基準があげられます。
・有機農法や自然農法で栽培された果実を原料とする
・亜硫酸を使用しない、もしくは微量の使用
・天然酵母により発酵
・濾過しない
※「無添加ワイン」とは、加熱滅菌しフィルターで澱や酒石を取り除いたもの。
自然な環境下で栽培された原料を使用し、人為的・化学的な工程を醸造に極力反映させない自然派ワインは、
「可能な限り自然に寄り添い、自然の力を存分に引き出したワイン」といっても過言ではありません。

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

自然派・甘夏の果実酒を美味しく召し上がっていただくために

□ 温度変化に気を付けて
酸化防止剤無添加のため、14度以下で保存しましょう。
□ 少し時間をおいてから愉しむ
輸送中に揺られ、瓶の中は不安定な状態。できれば到着後は2、3日程度立てた状態で冷蔵保存してください。
□ グラスに注ぐ際はゆっくりと
フィルター濾過をしていないため、澱が沈殿する場合があります。
ボトルの傾きに気を付けてグラスにゆっくりと注ぎましょう。

福岡 正信 プロフィール

「甘夏の果実酒」甘夏ナチュレル 2023.5

1913年2月2日、愛媛県伊予郡南山崎村(現伊予市)に生まれる。
現・岐阜大学応用生物科学部を卒業後、横浜税関の
植物検査課に所属し、研究に没頭していた。
しかしながら、急性肺炎にかかり死の淵をさまよったのを機に「この世には、何もない」と悟る。
地元・愛媛県に戻り農を通じて自然と向き合いながら、「不耕起 無肥料 無除草」を特徴とする福岡正信流の自然農法の体現化を始めた。
また世界各国への歴訪を重ね、泥の中に植物の種子を入れて粘土団子状にする事により、砂漠化を抑制する取り組みで世界的な評価を受けるとともに、多くの書籍・詩・画を通じて「無」の境地の伝道に尽力した農哲学者である。

大岡 弘武 プロフィール

■1974年 東京生まれ
■1997年 明治大学理工学部卒業、同年ボルドー大学醸造学 DNO(醸造士コース)入学
■1999年 同大学を中退、ボルドーBTSA(醸造栽培上級 技術者養成校)に入学、2001年同資格取得
■1999年〜2002年 ギガル社でエルミタ ージュ地区栽培長
■2002年〜2006年 ドメーヌ・ティエリー・アルマンの栽培長を務める
■2002年 ラ・グランド・コリーヌ社を設立、フランスにおける日本人の個人ワイナリーのパイオニアとなる
■2013年 『ニューヨーク・タイムズ』(世界版)に取材を受け、世界の一流レストランでワインが採用される
■2016年 帰国。ラ・ グランド・コリーヌ・ジャポン社を立ち上げ、岡山県で葡萄栽培とワイン醸造を開始
■2021年 一般社団法人おかやま葡萄酒園 を設立
■現 在 日仏でワインづくりのコンサルティングを行う
■訳 書「実りの言葉」(ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン、2017年)
■著 書「大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と」(エックスナレッジ、2021年9月)

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