【スポット購入】旬菜セット１２種

【5月8日・9日発送予定のお野菜】

人参/なめこ/みつば/べかな/ミニチンゲン/水菜/空豆/リーフレタス(赤)/原木しいたけ/スナップエンドウ/小松菜/大根

※5月5日午前中までのご注文分
※収穫状況により、内容が変更になる可能性もございます

 

季節の野菜をたっぷり１２品目

2～3人のご家庭で、お野菜をたっぷり楽しみたい方におすすめ

根菜、葉野菜、きのこなど旬のお野菜をバランスよく組み合わせた内容になります。
※お届けするお野菜やそれぞれの品目数は季節や産地の状況により異なります。種類はお選びできません。あらかじめご了承ください。

たとえばこんなセットが届きます

• • • たまねぎ
    • じゃがいも
    • ほうれん草
    • 小松菜
    • エリンギ
    • ぶなしめじ
    • ベビーリーフ
    • 九条ネギ
    • サラダミニ大根
    • オクラ
    • 春菊
    • ピーマン
    • （お届け例）

よくここまで来たなあ！

全国津々浦々、右へ左へ、上へ下へ。
いつもの一人旅は、走行距離1000kmぐらいであれば近所の散歩程度にしか思っていない私。インターネットの普及で、わざわざ時間とコストを掛けて現地へ赴くことは、世間では珍しいようだ。ましてや、オンライン会議なるものが日常に浸透している昨今では、非効率極まりないと言っても過言ではない。

「中村さん、こんにちは！」
「こんにちは、今日はよろしくお願いします。」

あらたな出会いの会話は、いつも心に染みる新鮮さがある。
そう、会いたい人がいれば、どこへだって行くのは、私が大切にしているコト！

日本は、やっぱり広い！

雄大な川の蛇行が印象的な四万十川
朝陽染みる厳かで深々と広がる十和田湖
樹々の深い息づかいと雄大な富士山
佐渡島の千畳敷では一日の疲れを癒す夕陽

豊かな四季とその表情に恵まれた日本列島には、たくさんのワクワクがある。そして、その地域に根差して思いの根を張る生産者やメーカーさんとの出会いが、私の原動力となっている。”一生懸命”がピッタリの彼らの背中には、命を守る覚悟があるからだ。

こだわりとは！？

全国には、たくさんの生産者が日々、汗かき、天を仰ぎながら切磋琢磨している。
歴史や文化的な背景もさまざまで、その地に赴くことで彼らの生き様が手に取るように感じる。パコンの画面と向き合いながらの”机上の空論”ほど、恐ろしいものはないと思うのは私だけだろうか！？

”こだわり”という言葉を耳にすることが多い。その言葉の裏には、多様なカタチが息づいていると思っている。
前述したその土地が脈々と培ってきた価値、気候や土壌などの影響で、同じ作物であってもその出来栄えは大きく異なる。それを理解している生産者であればあるほど、自身の栽培方法をひた隠しにすることは全くなく、すべてをオープンに丁寧に説明してくれる。

大切なのは、出会いを通じたココロの共鳴

私が農家さんやメーカーさんを訪問する一番の理由は、僭越ながら彼らの人となりに触れるためだ。対面での会話を通じて、彼らの表情や息づかいから何を大切に生きているのかを知ることができる。世の中では残念ながら、食品偽装のニュースが食卓をざわつかせる。食は、皆さんが考える以上に大きな流通やパワーバランスで成り立っている。当然、聞くに堪えない実情を小耳に挟むことがあるのも事実だ。

もちろん、さん・らいふ40年以上大切にしてきた商品基準を順守しながら、商品や作り手の生き様に感じた”素敵だなあ”を優先したい考えている。画一的な判断価値が溢れる世の中で、ココロが選択する商品基準が次の未来へと繋がると信じている。

商売と未来の狭間で

物事は、バランスで成り立っている。シーソーゲームのように、買手と売手、伝える人と聞く人、前に出る人と裏方を守る人、などなど。私は常日頃、お客さま、生産者やメーカーさま、さん・らいふ、悠久の自然が均衡を保つ”四方良し”を目指している。誰が欠けてもダメで、そして誰かに偏っても継続できない絶妙なバランス。

さん・らいふのように流通業をいとなむ方々には、十人十色でいろんな色がある。私たちは決して、自分たちが正しいとは毛頭考えてはいない。なぜならただ単純に、何を優先したいかということだけだからだ。未来は、私たちに寛容さとそうでない側面があるように感じる。まずは、いまを誠実に生きながら、少しずつ分けてもらった愛情豊かな商品を皆さまにお届けするところから始めたいと思っている。

文　太郎社長（中村太郎）