家族が結んだライト・ツナフレーク（食塩不使用/水煮）

家族が思いがカタチになって

富士山と駿河湾が印象的な静岡県静岡市。日本のマグロの半数が水揚げされ、世界でも駿河湾と台湾でしか生育しないと言われている桜えびで有名な場所です。30数年前、当時では珍しい無着色・完全天日干しの素干し桜えび（100％駿河湾産）の製造販売からスタートされた「かもめ屋」さんがそこにあります。

漁師でありマグロ好きの旦那さんとともに「食の大切さを発信したい！」と考えていた頃、ちょうどアトピーの子供を持つ母親の集まりで「添加物の無い自然なものを食べたい」「ないのなら自分達で作ろう」と強く思うきっかけがありました。そこから、”女性による子供のため”の特産マグロを使用した缶詰プロジェクトが始動しました。

スタート当初、マグロの産地ゆえたくさんの缶詰業者がひしめくこの地で、何社も何社も気が遠くあるほど時間をかけて缶詰依頼をしたと言います。ただ、首を縦にふる業者は見つかりませんでした。そして3年が過ぎた頃、その熱意に賛同する製造工場が見つかり、実現への第一歩を踏み出しました。

シンプルが命！

シンプル・イズ・ベスト！その名にふさわしいほどシンプルな原料は、水揚げされたまぐろと野菜スープのみ。丁寧に加工されたまぐろを、国産野菜を濃縮スープにロースト玉ねぎを加えただけのシンプル設計。食塩を使用していないので、減塩志向の方におススメです！また、使用する缶にも特徴があります。身体の健康だけでなく、地球へのいたわりを大切にしたいかもめ屋さんは、環境ホルモン”ビスフェノールＡ”対応であり分別収集に便利なオールアルミ缶を採用しています。

たった一人の主婦の強い想いが未来を担う子供たちへの愛情を抱く母親たちを動かし共感の輪へと広がりました。まるで波紋のように広がった輪から、素敵な「ライトツナフレーク」が生まれました。是非一度ご賞味ください。